ツル・ツタ剥がしが順調でも喜べない 天敵スズメバチで戦況悪化
玄関のある直射日光のあたりにくい面のツタ除去作業はご覧の通り順調に進みました。
窓も開閉自由な状況で、イイ感じに。
続いてベランダのある面の1階部分も進み、ここも完了かと思いきや、最悪です。
スズメバチの襲来に遭遇しました。
上の画像では見づらいのですが、左手角を曲がったところ、崖面にあたるところに頑固にそして鬱蒼と茂る大量のツタ。
その内部にどうやら奴ら、なかなかの巣を作っている様子。
拡大してみるとこんな感じ。
足場が悪いので、移動も鈍くなりがちなところ、羽根を持つ奴らが周辺を警戒し、ツタに手を出そうものならたちまち数十匹が現れます。
はっきり言ってめっちゃ怖い…。
丸腰で攻めるなんてただの命知らずのする事です。
ツタ除草作業中にスズメバチ出現 どうするの?
実はコレ、スズメバチの攻撃、想定外でした。
この段階まで既にアシナガバチの巣を、5~6個破壊&回収しながらツタ除去してたんで油断していたんです。
普通の蜂とスズメバチではサイズも戦闘力だって全然違いますからね。
下手すりゃコチラが殺されます、相応の武装が必要ですよ。
という事で、この日はあっさり撤収しました。
ちゃんと対応策を準備をして別日に対応します。
どうしても必要な方、ネットショップ等で購入する際は、くれぐれもご注意ください。
安いからといって中国製のいい加減な品質のものを購入すると、薄い素材だったり、強度不十分で全く使い物にならないケースがあります(アシナガバチ程度には有効でしょうが…)。
命かかってるんで、モノはしっかりと選んでくださいね、マジで!
で、僕はというとこれしかありませんよ!
対スズメバチ専用防護服♪
そんな正式名称ではありませんが、いわゆる消防服並みに分厚い素材で出来ており、一度纏えばスズメバチの猛攻も何のその!
全くリスクはありません。
…嘘です、リスク大ありです。
蜂にやられない様に、唯一目の細かい金網で覆われた顔の部分を除き、マジックテープで留められています。
そんじょそこらのサウナスーツなんか目じゃない程、灼熱地獄です。
ハチ防護服着用の活動限界は炎天下なら頑張って十数分、屋内でエアコンつけても数十分で全身汗びっしょりになりますので、給水が不可欠になります。
段取り良く、手際良く進めないといけないので、まさしく
毒バチと脱水症状との負けられない闘い
なのです。
梯子をかけられる方角が一面に限られ、予算上、足場もロープも使わないという制限の中で行われた今回の作業、一部届かない為ツル・ツタの残骸を残す形となりましたが、補給路は全て断ち切っている為、自ら枯れて朽ちるのを待つ方法を選択しました。
もちろんスズメバチの巣は無事撤去完了です。
この条件下で思わぬ難敵に遭遇し、想定外に骨が折れる作業となりました。
あとは冬季にはこの蜂活動が出来なくなるので、その時を狙い後日状況を再チェックという流れですね。
蜂とのバトルの模様は、後日動画で公開致しますね。
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外壁の除草作業事例