しつこい雑草 “どくだみ”には根気が必要 京都市の草対策その1

1~2年に1度の不定期作業、ご相談者様からのリピートご依頼です。

最初にお邪魔した時と比べて、しっかりと根を張った雑木、背の高い雑草の分布エリアは少なくなり効果は出ているのですが、問題は やはり”どくだみ草”

嫌われ者ですが、この草は薬用としてはとても優秀なんですよ。

切り傷に始まり、虫刺され、水虫など様々な皮膚のトラブルに効能を発揮します。

煎じてドクダミ茶として飲む事で、成人病を予防したり、胃炎解消にも役立ちます。

薬草として利用される方は、適度に放置しておくのも選択肢ですね。

 

どうしても気になるのは独特の嫌な臭い

地中で茎を張り巡らせ、果てしなく増殖していく非常に厄介な存在。

なまじか引っこ抜いて、途中でちぎれたりしてしまうと、そこから二股に分かれさらに増やす事になったりするので、注意が必要です。

また除草剤を散布しても一度や二度では、完全に根絶するのが困難なのです。

理想は年に何回か、散布を行って徐々に退治していきたいところですが、これはご相談者様がお決めになる事。

 

また敷地内が仮にキレイになったとしても、地中で他の土地とつながって生き延びている場合、ほとぼりの冷めた頃合いを見計らって、またジワジワと繁殖していくのですから、タチがわるいったらありゃしない。

 

お仕事も多忙を極める為、「雑草は伸びるもの」と割り切って、不定期で対応と決められているケースです。