連日の真夏日で熱中症患者が激増中!! お庭での作業はくれぐれも注意を
地震に大雨、大型台風・・・近年全国的に大変な天災に見舞われております。
そして猛暑・・命を奪う程の危険を孕んでいる為、問題は深刻化しています。
熱中症にかかる原因については、正直まだコレと確定出来ないのだそうですが、総務省が緊急搬送の状況を公表しております。
週・月・都道府県別に過去10年程度に遡り、入手するコトが可能です。
35℃を超えると一気に患者数が激増するコトが分かっています。
過去の傾向、そしてあなたの街の天気予報を必ずチェックの上、適切に対応するよう注意が必要です。
※ 総務省消防庁よりデータ引用
ちなみに2018年の夏、この魔の2週間(7/9~15および7/16~7/22)の気温、最高気温が33℃を下回る日がありませんでした。
中には38℃という日もあり、昨年同日と比較して5℃程度高い状況です。
”でも全国見渡せば、もっと暑い地域があるでしょ!!”
たしかに埼玉県の熊谷市や、岐阜県の多治見市などは毎年の様に最高記録を競っていますね。
天気予報で発表される気温の測り方には、世界統一のやり方があります。
- 芝生の広い平地である事
- 地上約1.5mの高さである事
が前提です。
実はここにからくりがあります。
とある情報番組によると、本当は大阪が日本で一番暑い地域なのだそう。
郊外には自然があります。
都会でも東京の様に公園など緑が充実している都市もあります。
大阪は年の中でも極端に緑の率が低く、街中に芝生なんて生えている訳もなく・・・。
猛暑日になると50℃程度にはなってしまうそうですから、皆さん本気で事前対策を万全になさってくださいね。
知っておこう必要最低限の熱中症対策 空調服の人気が急上昇!
猛暑日は室内といえども熱中症にかかるリスクは高くなりますが、戸外での活動となると、殊更気をつけないといけません。
そこで少しでもその危険を回避する為の工夫についてまとめて以下みました。
服の選び方
ポイントとしては、
- かいた汗が蒸発しやすく、身体に熱が溜まりにくい
- 直射日光に肌が晒され過ぎない
というところです。
白っぽい色を選ぶ事で(逆に黒系はNG)、太陽光線を反射して熱を吸収しにくいので良いとされています。
丈は長すぎず、短すぎずの半そでタイプがベストです。
※長袖は熱がこもり、タンクトップは肌の露出部分が高すぎる為、日焼けの原因に。
素材については麻やポリエステルなど、熱を逃がしやすいモノが良いでしょう。
特に庭の手入れなど外でのお仕事が待っている方にオススメなのが ”空調服” です。
ご存知ない方も多いと思うので簡単に説明すると、服に扇風機が内臓されている作業服です。
着用してファンを回すと、服が膨らみます。
服の中では常に風が循環しているので、汗をかいても乾いていきます。
「こんなヘンテコな服で、暑さが凌げる訳がない」
僕もそう思ってました。
でも着てみるとビックリしますよ。
その機能ゆえに少々お高い(~2万円)のがネックです。
人気ランキングでトップなのがコチラ。
バッテリーはフル充電で一日持ちます。
サイズ選びについては、ご自分よりも1サイズ上げる方がゆったりと使えるのでオススメです。
そしてこちらは個人的に一押しの商品です。
作業服というとどうしても野暮ったいのが多いのですが、このブランド、バートルといってデザインがなかなか素敵なのが気に入って愛用してます。
空調服は持っていないのですが、ウチのユニフォームにも一部採用しています。
他と比較するとスタイリッシュであること、価格については名と5千円以下で購入が出来るのも魅力的で、評価も上々です。
素材的には綿が汗を吸収しやすいので良いとされていますが、ここまでの暑さとなると乾く暇がなく濡れた状態で、肌にまとわりついてしまします。
そして身体の外へ熱を放出しようとするのをフタをする様に邪魔してしまうので、熱中症のリスクが高くなってしまいます。
そうならない為の ”空調服” 是非一度体験して欲しい!!
除草作業中の水分の摂りかた
一度に大量の水を飲んでも、身体は吸収出来ない為、ちょこちょこと小まめに飲む。
塩分も取る為には、スポーツドリンクは効率的ですが、取り過ぎは良くない。
水やお茶だけでは塩分・糖分補給が出来ないので、数回に1度くらいスポーツドリンクを混ぜる感じが良いと思います。
ちなみに最近めっちゃ気に入っているのがコレです!!
感覚的には食べるスポーツドリンクという感じです。
※この場合水とタブレットでOK
目を守るためのサングラスの正解は?!
太陽光線で目も日焼けします。
ひどい場合は痛みが走りますし、白内障などの原因にもなります。
とくに紫外線対策としてのUVカットメガネは必須ですが、問題はレンズの色。
ついつい暗めなものを選ぶと良いと思いがちですが、実はそれ、間違いなんです。
ワタシ達の目、すなわち自前レンズは普段から光を取り込む調整を自在にしています。
暗いところでは一生懸命光を集めようと瞳孔を開くのです。
・・・もうお分かりですね?
色の順番でいえば、
透明<青<茶<黒
というように太陽光線を集めてしまいます。
そう、逆だったんですよ!
レンズはUV加工(紫外線カット率90%以上)済みの無色透明が正解!
その他熱中症対策関連の便利グッズ
気化熱の原理を利用したスグレモノスカーフ。
使用前に水に濡らしてから身に付けると、相当涼しさが感じられます。
以上、熱中症の対策としてより有効と思われるモノを図式にしました。
皆さんもよりご注意ください。